【時系列でわかる③】迫る"72時間" 石川県…15人の安否不明者の氏名など公表(1月4日午前2時更新)
1月1日夕方、石川県志賀町で震度7を観測する大きな地震がありました。輪島港では1m20センチ以上の津波が観測されたほか、日本海の広い範囲に津波が到達しました。地震発生からの動きを、時系列でまとめました。 (※情報は随時、更新します)
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【3日 2:21】石川・珠洲市で震度5強 津波の心配なし
気象庁によると、3日午前2時21分ごろ、地震があった。震源地は石川県能登地方。震源の深さは10キロ。地震の規模を示すマグニチュードは5.0と推定。この地震による津波の心配なし。 震度5強を観測したのは、珠洲市。珠洲市では、午前2時30分ごろの地震でも、震度4を観測した。
【3日 6:00ごろ】断水続く富山・氷見市で給水再開
氷見市によると、午前6時から給水を再開。また、断水は早ければこの日午前にも解消する地区がある見込みです。
【3日 8:00時点】石川県内62人の死亡を確認 4日にかけ雷伴う雨か
県や各自治体によりますと、輪島市、七尾市、珠洲市など能登地区の市や町で、あわせて62人の死亡が確認されています。 また、家屋の倒壊はこれまでに確認されているだけで130軒以上にのぼっています。珠洲市などでは大規模な土砂崩れのほか、道路の陥没が各地で発生しています。 気象台によりますと、能登では4日にかけて断続的に雷を伴った雨になる見込みで、地震で地盤の緩んでいる所があるため、少しの雨でも警戒が必要です。
【3日 10:54】石川・輪島市で震度5強
気象庁によりますと午前10時54分ごろ、地震がありました。この地震による津波の心配はありません。震源の深さは10キロ。地震の規模を示すマグニチュードは5.5と推定されています。 石川・輪島市では震度5強を観測しました。
【3日】コンビニ各社、被災地へ救援物資提供と店頭で募金始める
ローソンは3日から順次、おにぎり4000個やカイロ、生理用品などを石川、富山、新潟県内へ送るほか、石川県内の医療従事者に栄養補助食品5400個を送りました。 セブンイレブンも3日、石川、富山県内に2リットル入りの水1200本を提供しました。 また、コンビニ各社は全国の店頭で順次、被災者支援のための募金を始めています。