【読売ジャイアンツ】サード転向の坂本勇人に期待、大勢は復活なるか | 注目選手・予想ローテーション・予想オーダー | 2024プロ野球選手名鑑
各球団から投打のキーマンをピックアップしつつ、予想ローテーション・予想オーダー、そしてオフシーズンの補強・移籍などを網羅した2024年のプロ野球選手名鑑。本記事では読売ジャイアンツを紹介する。 阿部慎之助監督就任1年目の巨人。2022年、2023年と続けてBクラスに低迷するなど悔しいシーズンが続いているが、4年ぶりの覇権奪回へ向けて2024年シーズンに挑む。
注目選手
投手:大勢 投手の注目は守護神返り咲きを狙う大勢。1年目の2022年は57試合で37セーブ、防御率2.05の好成績を残して新人王にも輝いた右腕だが、2年目の昨季はコンディション不良などもあり27試合で14セーブ、防御率4.50と不本意な成績に終わった。 今季は一軍キャンプメンバー入りしながらも、途中で離脱もありオープン戦初登板は3月23日と遅かった。しかし2試合でアピールに成功し、阿部監督も抑えでの起用を名言。今季は大きな特徴の一つでもあるヒールアップ投法を封印し、身体に負担の少ないフォームでシーズン完走を狙う。 野手:坂本勇人 野手は坂本勇人に注目したい。昨季途中に長年守り続けた遊撃から三塁に転向。今季は本格的転向し、開幕から三塁でスタメン出場する予定だ。その三塁ではオープン戦から好守備を見せており、不安はなさそう。 打撃面では昨季、4年ぶりに20本塁打をマークするなど、持ち前の長打力は健在だ。守備の負担が減ったことで打撃にも好影響が出ることが期待される。 プロ18年目、35歳で迎える今季もチームの中心としての活躍が期待される。
予想ローテーション
開幕投手を務めるのはエースへと成長した戸郷翔征。3年連続で規定投球回をクリアし、2年連続で二桁勝利を挙げるなど実績は充分。エース格としてローテーションを守った昨季は24試合で12勝5敗、防御率2.38の好成績をマークした。自身初となる大役を務めあげ、圧倒的な成績を残すシーズンとしたい。 戸郷と並んで期待されるのが、4年目右腕の山﨑伊織だ。昨季は23試合で10勝5敗、防御率2.72の好成績を残し、自身初の二桁勝利&規定投球回をクリアした。今季は戸郷からエースの座を奪い取るくらいの活躍を見せたい。 ベテラン右腕の菅野智之は復活を期すシーズンとなる。昨季は右肘の故障で出遅れ、14試合で4勝8敗、防御率3.36と不本意な成績に終わった。今季は万全のコンディションで2年ぶりの二桁勝利を狙う。 ともに来日2年目のグリフィン、メンデスは安定した投球が期待できる助っ人投手。オフにトレードで加入したアンダースロー右腕・髙橋礼には、新人王に輝いた2019年以来の二桁勝利の期待がかかる。 1:戸郷翔征 2:グリフィン 3:髙橋礼 4:山﨑伊織 5:メンデス 6:菅野智之