【ブルーリボン賞】山崎貴監督『ゴジラ-1.0』で作品賞 神木隆之介&浜辺美波も受賞で3冠に笑顔「うちの子たちが」
映画『ゴジラ-1.0』が、東京映画記者会(在京スポーツ紙7社が運営)が選ぶ『第66回ブルーリボン賞』の作品賞を受賞し、8日に都内で行われた授賞式に山崎貴監督が出席した。 【写真】来年の司会!神木隆之介&石川さゆりとともにポーズを取った二宮和也&倍賞千恵子 1954年に初めて姿を現して以来、日本だけでなく世界中を魅了し、衝撃を与え続けてきた怪獣「ゴジラ」。生誕70周年を迎える2024年に先駆けて公開される日本で製作された実写版ゴジラの30作目『ゴジラ-1.0』の舞台は、戦後、すべてを失った日本。“その無(ゼロ)が、負(マイナス)になる”。戦後、無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を負(マイナス)に叩き落す。史上最も絶望的な状況での襲来に、誰が?そしてどうやって?日本は立ち向かうのか。 壇上でスピーチした山崎監督は「作品賞ということでスタッフ、キャストのみんなが評価されたということで本当にうれしく思ってます。ずっと長く僕のプロデュースをやってくださった阿部秀司プロデューサーが、去年『ゴジラ』がすごくヒットして皆さんに喜ばれてる中、亡くなってしまったので、そういう意味でも、すごく自分の中で、その経験もあって大きな作品になった」と思いを吐露。 続けて「すごくエンターテイメントに振った作品をこういうところで表彰していただいた。うちの子たちが賞をいただいてっていうのは、本当に幸せなことです」と主演・敷島浩一役の神木隆之介が主演男優賞、ヒロイン・大石典子役の浜辺美波が助演女優賞を受賞し、三冠となったことを喜んでいた。 司会は昨年の主演男優賞・二宮和也 (『ラーゲリより愛を込めて』『TANG タング』)と主演女優賞・倍賞千恵子(『PLAN 75』)が務めた。 ■『第66回ブルーリボン賞』 【作品賞】『ゴジラ-1.0』山崎貴監督 【外国作品賞】 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』 【監督賞】石井裕也監督『月』『愛にイナズマ』 【主演男優賞】 神木隆之介『ゴジラ-1.0』 【主演女優賞】 吉永小百合『こんにちは、母さん』 【助演男優賞】 佐藤浩市『愛にイナズマ』『せかいのおきく』 【助演女優賞】 浜辺美波『ゴジラ-1.0』『シン・仮面ライダー』 【新人賞】 黒川想矢『怪物』