佐賀県内で激しい雨 南部と北部に大雨警報(土砂災害)発令 落雷や竜巻に注意呼びかけ
3日午前11時25分、佐賀地方気象台は佐賀県の南部と北部に大雨警報(土砂災害)を発令した。 同気象台によると、黄海付近を東へ進む低気圧から、前線が九州付近にのびている影響で、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっている。佐賀県には発達した雨雲がかかっており、佐賀市駅前中央では3日午前11時20分までの1時間に37・5ミリの激しい雨を観測した。 同気象台は、3日夜遅くにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みで、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあるとして注意を呼びかけている。 2日午後9時の降り始めから3日午前11時までの雨量(速報値)は伊万里市78・5ミリ、佐賀市駅前中央70・5ミリ、嬉野市70・5ミリ。3日に予想される1時間雨量は、南部、北部ともにいずれも多い所で、40ミリ。4日正午までに予想される24時間雨量は、南部、北部ともにいずれも多い所で、100ミリとなっている。大浦港の満潮時刻は3日午後3時15分。