【解説】天皇陛下、即位から5年 “令和流”の交流 両陛下を支える愛子さまの成長
笛吹記者 「そして、先日の園遊会では、皇后さまがバッグから飼われている猫の写真を出して招待客と話されました。実は天皇陛下もよく胸ポケットからご自身で撮影した写真を出して、その写真を話題のきっかけにして、会話をされています。割と束で出されるのですが、写真が大切なコミュニケーションツールだというのも、今の両陛下ならではだと思います」
■愛子さまの成長…両陛下の支え
桐谷美玲キャスター 「この5年といえば、愛子さまが成年や就職など、人生の節目を迎えられました」 笛吹記者 「愛子さまの成長は、両陛下にとって本当に喜ばしいこと、両陛下を支える存在になられていると思います」
笛吹記者 「愛子さまは、小学生の時には学校に通うのが難しい時期があり、皇后さまも、適応障害と診断され、長らく療養を続けられてきました。そんな中でも、家族仲むつまじく支え合ってきた、その姿が人々の心に温かいものを点(とも)すのだと思いますし、ご自身も様々な苦労を重ねられてきただけに、人の痛みを知るであろうご一家が、人に寄り添い言葉を掛ける時に、共感を生むのではないかと、感じてきました」 「6月下旬には、両陛下は国賓としてイギリス訪問が予定されています。また新たな国際親善の姿を見せられていくのかなと思います」