１月に沿線住民対象のアンケート実施へ／ＪＲ芸備線の一部区間の在り方検討で再構築協議会の第３回幹事会【岡山】
ＪＲ芸備線の一部区間の在り方について検討している再構築協議会の第３回幹事会が１２月２５日、岡山市内で開かれ、利用状況などを調べるため１月、沿線住民を対象にアンケートを行うことなどが報告されました。 幹事会には岡山、広島両県や沿線の新見、庄原市、ＪＲ西日本、中国運輸局の幹部らが出席しました。 住民アンケートは、存廃が議論されている備中神代―備後庄原間の沿線およそ３０００世帯に１月、郵送。日常外出する際の移動目的や交通手段、芸備線の利用頻度などを尋ねます。 また、岡山、広島両県や首都圏、中京圏、関西圏の居住者で、過去１年間に新見市や庄原市を訪れた６００人ほどにも１月、ＷＥＢ形式でアンケートを実施。両市での滞在日数や滞在期間中の消費額など調査します。 このほか、１月後半には、沿線の商工団体やバス・タクシー事業者などに経済活動の現状などをヒアリングします。 協議会ではこうした調査なども踏まえ、今年度中に鉄道需要増加につながる実証事業を取りまとめて、来年度早々にも実施したいとしています。
