伊の老朽化した発電所で爆発 ボローニャ近郊で3人死亡
ボローニャ、イタリア、4月10日 (AP) ― イタリア半島を縦断するアペニン山脈北部にある老朽化した水力発電所で4月9日、爆発があり少なくとも3人が死亡、5人が負傷、4人が行方不明となっている。 電力会社エネルのスビアナ発電所は、ボローニャの南約70キロの人造湖畔にあり、9階建ての地下構造物の1階にあるタービンの補修作業中に起きた爆発で、構造物の一部が崩壊し、これが火災を誘発した。この爆発でパイプが破損、水があふれ出し、建物内に深水60メートルの洪水を引き起こした。 警察と消防が爆発の原因を調べている。 エネル社によれば、この爆発でダム自体に被害はなかったという。 スビアナ湖は、1928年から32年にかけて行われたダム建設工事でできた人造湖で、海抜約500メートルの地域公園内にある。 (日本語翻訳・編集 アフロ)