子どもたちへのメッセージ(1) 素振りを大事にしよう【立浪和義の超野球論】
工夫しながら有意義に
少年野球でもプロでも基本は同じです
新型コロナウイルスの感染拡大で、多くの地域で非常事態宣言が発令となっています。 野球をやっている、たくさんの子どもたちが、おそらくチームでの練習が制限されるか、活動休止状態になっているのではないか、と思います。 自分が子どものころを思い出すと、練習は厳しく、楽しいことばかりではありませんでしたが、仲間たちと一緒に汗を流す楽しさ、少しずつでもうまくなって、監督やコーチにほめてもらったときのうれしさなどは、今もしっかり記憶に残っています。 学校がいつ始まるかも分からない中、思うように大好きな野球もできず、寂しい思いをしている子どもたちも多いと思いますが、こんな状態がいつまでも続くわけはありません。今はそのための我慢の時期として、今まで以上に、お父さん、お母さんの手伝いをしたり、勉強をしたり、この時期を有意義に過ごしてほしいと思います。 ただ、野球の練習は一人でも工夫すればできることがたくさんあります。 まず・・・
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週刊ベースボール