アトレティコ・マドリードからの興味が報じられたアルテム・ドフビク[写真]=Getty Images

　スペインメディアの『アス』は28日、アトレティコ・マドリードがジローナ所属のウクライナ代表FWアルテム・ドフビク獲得に興味を示していると報じた。 　現在26歳のドフビクは今季ジローナに加入するとラ・リーガで24ゴールを記録し、得点王に輝いた。 　そんなドフビクはジローナとの契約を2028年6月まで残しているが、アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が求めているタイプの選手だという。体が大きくて空中戦に強く、ゴールを背にしてボールを収めることができ、エリア内で決定力を発揮できることに魅力を感じており、アトレティコ・マドリードはドフビク獲得のためジローナに2500万ユーロ（約43億円）の移籍金を提示したようだ。 　しかし、ジローナはアトレティコ・マドリードの提示を拒否。移籍金4000万ユーロ（約68億円）または、3000万（約51億円）～3500万ユーロ（約60億円）に加えてレンタルで選手を提供するなどの条件でないと交渉に応じない構えだという。 　なお、ドフビクがウクライナ代表として出場するユーロ2024で活躍すれば、同選手の価値がさらに上がる可能性があるためジローナは交渉を急いでいないと説明されている。