チェルシー、レスターのマレスカ監督を新監督に任命へ 近日中にも公式発表か
チェルシーはレスターのエンツォ・マレスカ監督の招へいに近づいており、近日中に就任発表が行われる見込みだという。イギリス『Sky Sports』電子版が報じている。 チェルシーは、プレミアリーグ最終節終了後の現地時間21日、マウリシオ・ポチェッティーノ監督との契約を双方合意の上で解消。イプスウィッチのキーラン・マッケンナ監督や、ブレントフォードのトーマス・フランク監督が次期監督候補として挙げられていたが、マレスカ監督の就任が間近のようだ。 現役時代にセビージャなど計11クラブを渡り歩いたマレスカ監督は、2017年にイタリアのアスコリで指導者としてのキャリアをスタートさせた。それ以来、古巣セビージャやウェストハム、マンチェスター・シティのアシスタントコーチを経験し、2023-24シーズンよりレスターの監督に就任。クラブをチャンピオンシップ(イングランド2部)優勝に導いた。 チェルシーの首脳陣はレスターで手腕を発揮したマレスカ監督に感銘を受けたそうで、現在は交渉を進めており、今後数日中に就任が発表される可能性があるようだ。またチェルシーは、レスターに対して補償金として1000万ポンド(約20億円)程度の支払いが発生するという。 イギリス『Sky Sports』のチーフ記者カヴェ・ソルへコル氏は、「今週中に決断が下されると予想している」と述べており、自身の見解を以下のように伝えている。 「チェルシーは6月の頭あたりまでに監督人事を解決したいと考えている。マッケンナ、トーマス・フランクらを検討したが、マレスカが自分たちにとってふさわしい監督であり、将来のビジョンを共有できると感じているようだ」 続けてソルへコル氏は、「ペップ効果を過小評価してはならない」と語っており、マレスカ監督がジョゼップ・グアルディオラ監督の下で働いた経験をアピールしたことで就任に近づいていると考えている。
SPOTV NEWS