「北朝鮮に近かったから?」クリンスマン前監督の“仰天発言”に韓国メディアが敏感反応!就任時の意外な新事実も暴露される
ソウル警察がKFA会長の捜査に乗り出したとも
さらに同誌上において、KFAのチョン・モンギュ会長とクリンスマン氏が交わした知られざるやりとりも明るみとなった。 韓国代表はカタール・ワールドカップ終了後にベント前監督が契約満了で退任。後継者選びに手を焼き、ようやく2か月をかけてクリンスマン政権誕生に漕ぎつけた。チョン・モンギュ会長は16日の解任会見で、「ベント監督を招聘した時と同じ手順を踏んだ。5人の候補者から面談して決まった」と振り返り、あくまで独断専行ではなく、戦力技術委員会が主導で人選・精査したうえでの就任だったと強調した。 だが『Der Spiegel』誌が新事実を紹介している。カタール・ワールドカップの期間中、韓国がラウンド16で敗退した直後だった。ドーハのホテルで会長とクリンスマン氏が対面。その席でクリンスマン氏が冗談めかして「新監督を探しているのかい? だったら連絡してくれよ。長い付き合いなんだから」と語りかけたという。 となると、会長の説明と食い違う。韓国のファンやメディアは会長が鶴のひと声でクリンスマン政権を誕生させたと怒りを露にしており、責任追及のムードが一気に高まっている。韓国の庶民民生対策委員会は会長が任命を強制したとして、KFA職員への業務妨害などで告訴。ソウル警察が捜査に乗り出す事態にまで発展している。 20日には新たな技術委員会を発足させて、次期代表監督の招聘に向けてリスタートを切ったKFA。しかしながらその周辺はまだまだ、“クリンスマン狂騒曲”による混沌が続いている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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