1/2

事故防止への意識を新たにする警察官や交通安全協会員＝高岡署

マスコットを渡すポン太＝富山市本丸

　県西部で交通死亡事故が相次ぎ、県警による交通死亡事故多発注意報の発令を受け、高岡、射水、氷見、砺波の4署は23日、高岡署で合同出発式を行い、署員や交通安全協会員ら32人が事故防止に全力を尽くすことを誓った。 　古川秀治高岡署長が「悲惨な事故から県民を守るため、事故が1件でも減るよう事故防止を推進していく」とあいさつした。白バイやパトカー、交通安全協会広報車計14台が参加し、各地の警戒に出発した。 　県警によると、7、8月の県内の交通事故死亡者数は8人で、このうち6人は4署管内の県西部で発生した。8月16日に砺波市内、19日に氷見、射水市内でそれぞれ死亡事故が発生したことから、4署合同での出発式を開催することにした。 　　●手作り地蔵渡し安全運転訴え　富山市指導員連絡協 　富山市交通指導員連絡協議会の「交通安全地蔵（指導）員お告げキャンペーン」は23日、富山市本丸で行われ、約30人がドライバーに安全運転と無事故を呼び掛けた。 　タヌキの交通指導員「ポン太」と参加者は地蔵の手作りマスコットと啓発チラシを手渡し、運転手に「安全運転お願いします」と声を掛けた。