【ラグビー】石見智翠館が京都成章との接戦制し3回戦へ 大阪桐蔭は鹿児島実業を下す
同じくBシードの大阪桐蔭高校(大阪第2)は鹿児島実業高校(鹿児島)を57-7で下し3回戦進出となった。 先制したのは鹿児島実業。前半2分、敵陣深くに入ってラインアウトを起点にSO山川誠人の好走があってゴールに迫ると、FWを使ったあと主将のSH今東勇翔が間隙を突いてインゴールに飛び込んだ。 しかし、大阪桐蔭は7分、ゴール前でPKを得るとクイックタップから速攻を仕掛け、LO中谷陸人がインゴールにねじ込みトライが認められた。14分にはNO8上野凌大とLO中谷の力強いボールキャリーもあってゴールに迫り、粘り強い鹿児島実業のディフェンスに対し、HO西野陽が突進してタックルをかわし、勝ち越しトライとなった。 リードした大阪桐蔭は18分にも敵陣深くに入ると、ラインアウトからモールで押しきり追加点。21分には自陣から主将CTB林田力のビッグゲインでたちまち敵陣深くに入り、サポートもついて連続攻撃で逆サイドに大きく振り、最後はHO西野がピック&ゴーでインゴールに押さえた。 ハーフタイム前にもドライビングモールで加点し、29-7で折り返した大阪桐蔭は、後半早々のピンチをカバーディフェンスで踏ん張ると、9分にスクラムからの攻撃でフェイズを重ねてゴールに迫り、パワフルなPR野村俊介が突っ込んでトライを決めた。 16分には敵陣深くでプレッシャーをかけ、相手のショートパントにCTB手崎颯志が反応してカウンターとなり、つないでWTB馬場敦輝が得点。その後もトライを重ね、50点超えとなった。