軍司泰斗㊧とマハムード・サッタリ

　格闘技イベント「JAPAN　MARTIAL　ARTS　EXPO　PROLOGUE」（19日、神奈川・横浜BUNTAI）は10日に都内で会見し、立ち技格闘技イベント「K―1」から軍司泰斗とマハムード・サッタリ（イラン）が参戦すると発表した。軍司はルーマニアのクリスチャン・ボグダンと「ISKAインターコンチネンタル王座決定戦」に臨み、サッタリは巌流島ルールに挑戦する。 　2人は、JAPAN　MARTIAL　ARTS　EXPO実行委員も務めるK―1プロデューサーのカルロス菊田氏と共に会見に出席した。 　9月29日の寺田匠戦で延長の末に判定で惜敗。K―1フェザー級の王座を失ったばかりの軍司は「正直、納得した判定ではなくてやり返したい気持ちが強かったので…。そういった時にオファーをもらって、試合間隔は近いですけどISKAオリエンタルルールの3分5ラウンドで、初めてのことばかりでリスクしかない戦いですけど、今の僕は失うものがないんで。守りに入るんじゃなくてこれからは攻めに入った戦いをしたいので今回のオファーを受けました」。 　試合間隔の短さも「（試合では）カーフしかもらってないんで。カーフは練習していてカットできていてダメージはない。（ケガは）ほかの所にはあるんですけど、それも試合までに治ると思うので気にしていないです」と再起戦に意気込んだ。 　一方のサッタリは初の巌流島ルール戦に「新しいルールで戦うのは面白いと思う。挑戦ということでもあり、モチベーションを高めることになっている」と意欲を見せる。対戦相手は2～3日中にも発表される見込み。