「農福連携を学ぶ」障害者が生産した農産物を大学生がキャンパスで販売
KKT熊本県民テレビ
熊本市にある東海大学熊本キャンパスで、農業と福祉の連携を学ぶ大学生が7日、障害者が育てた農産物の販売会を開きました。
農産物を販売したのは東海大学文理融合学部の濱田健司教授のゼミで学ぶ3年生14人です。学生たちは、県農福連携協議会に加盟する農家や福祉施設から仕入れた野菜やクリームパンを販売。学生や職員が立ち寄り、次々と商品を買い求めていました。 障害者が栽培した野菜を熊本キャンパスで販売するのは初めてだということです。農福連携の取り組みが、農家の人手を補い、障害者の収入にもつながることを多くの学生に知ってもらうのが目的です。 ■古庄真太郎さん 「一緒に障害者の人たちと体験することで、障害者に対しての壁というのがなくなった。一緒に活動したら気持ちもわかると思うので、皆に障害者の方たちと活動してほしいと思います」