埼玉が堀江翔太、内田啓介のホーム最終戦で白星! 今季限りで引退の堀江はチーム200キャップを獲得
◆ラグビー ▽リーグワン第15節 埼玉 33―24 花園(27日・熊谷) 2季ぶりの優勝を目指す埼玉(旧パナソニック)は、花園(旧近鉄)に33―24で勝って無傷の15連勝。この日、今季限りでの現役引退を表明しているフッカー堀江翔太が、チーム公式戦200キャップを獲得。同じく引退表明しているSH内田啓介とともにホーム最終戦で先発し、節目の白星に貢献した。 埼玉は前半10分、敵陣で連続攻撃を重ね、プロップのペレズが中央に飛び込んで先制。花園も16分に、フッカーのマカリオがトライを返して5―7とした。この日ホーム最終戦のフッカー堀江は、自陣に蹴り込まれたボールを激走して追うなど攻守で奮闘。埼玉は2点リードで前半を折り返した。 後半は4分、敵陣での接点でWTB竹山晃暉がボールを奪い返すと、FB山沢京平に渡し山沢が左サイドを走りきってトライ。19分は敵陣の15次攻撃から、ロックのハアンガナがねじ込んで追加点。キックも決まって21―5と突き放した。堀江は後半21分までプレーし、交代の際は1万700人のファンから拍手喝采。チームは計5トライを挙げて33―24で勝ち、開幕から15連勝。すでに1位通過を決めている上位4チームによるプレーオフへ、勢いを増した。
報知新聞社