板倉滉を今後も中盤起用? ヴォルフスブルク戦でのプレーに指揮官「セントラルMFで我々に安定感を与えてくれた」
ボルシア・メンヒェングラットバッハのジェラルド・セオアネ監督は、今後も板倉滉を中盤に配置するのだろうか。 ボルシアMG は7日のブンデスリーガ第28節でヴォルフスブルクとアウェーで対戦。以前は途中からのMF起用はあったものの初めてボランチとしてスタートした板倉は、この試合の52分にミドルシュートを放つと、相手DFに当たってコースが変わったボールはネットに吸い込まれる。今季自身3ゴール目となった同点弾で反撃の狼煙を上げ、3-1での逆転勝利に貢献した。 そして、試合後の会見で記者が「今日はコウ・イタクラをダブルボランチの1人として起用したが、どう評価するか。また、残り6試合に向けてもそこで固定で起用するか」と質問。セオアヌ監督は「セントラルMFで我々に安定感を与えてくれた。彼への明確な指示は、ユリアン・ヴァイグルとともに守備ラインの前の位置を取って、相手のスペースを消すというものだ」と返すと、次のように続けた。 「序盤は中央に切り込んでくるヴォルフスブルクのプレーヤーの対応に少し苦しむこともあったが、徐々に試合に入り込み、良くなっていった。点を取ってチームを助けてくれたことも嬉しく思う。だが、ほかの何人かもそうだったが、足がつってしまい、交代しなければならなかった。中盤のスタビライザー役を担っていただけにそれに関しては少しばかり残念だったね」 板倉を中盤に置いた試合で5試合ぶりに勝利を収めたボルシアMG。13日に行われる次節ボルシア・ドルトムント戦でも、日本代表DFの起用法に注目が集まる。