評価爆上がり!? 2024 J2リーグ“ブレイク”ランキング2位。J2から欧州へ! 昨年の顔となった驚異のストライカー
2024シーズンの明治安田Jリーグが幕を閉じた。台頭した選手もいれば、大きく成績を落とした選手もいるが、同シーズンに最もブレイクした選手は誰なのだろうか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したJ2リーガーの市場価値上昇額ランキングを順位ごとに紹介する。※2024年1月1日と2025年1月2日時点の市場価格を比較。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。本文中のスタッツはJリーグ公式サイトを参照。
2位:小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉) 生年月日:2000年8月6日(24歳) 市場価値の上昇額:60万ユーロ(約9600万円/200%UP) 市場価値の変動:30万ユーロ(約4800万円)→90万ユーロ(約1億4400万円) 2024リーグ戦成績:38試合23得点3アシスト ジェフユナイテッド千葉のエースとして、小森飛絢は2024シーズンに38試合で23得点3アシストを記録。市場価値は1年間で30万ユーロ(約4800万円)から90万ユーロ(約1億4400万円)へと急上昇した。 特別指定選手を経て2023シーズンに千葉に加入した小森は、プロ1年目にリーグ戦33試合で13得点3アシストと見事な活躍を披露したが、2年目でさらに進化。第2節の藤枝MYFC戦から4試合連続ゴールで波に乗り、シーズン後半戦では第28節からの11試合で13得点を記録する圧巻のパフォーマンスを見せた。 小森は178cmと大柄ではないが、右足、左足、ヘディングのどれでも得点を奪うことができる万能型ストライカー。シュートを放てる位置に正確にボールを運ぶ技術や、混戦の中で勝負強さを発揮する嗅覚が大きな武器となっている。 その活躍が評価され、J2得点王と最優秀選手賞を受賞した小森は、今月8日にベルギーのシント=トロイデンへの期限付き移籍が発表された。J1を飛び越えて一気に欧州へ飛び出すほど、小森の2024シーズンの活躍は際立っていた。
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