巨額の私費を投じて『メガロポリス』を完成させたコッポラ監督「お金は重要ではない」と後悔なし 早くも次回作執筆中:第77回カンヌ国際映画祭
本作は、コッポラ監督のアメリカに対するメッセージでもある。「われわれの政治は、アメリカを共和制を失いかねないところまで導いた。答えになるのは、政治家たちではない。それは、アメリカの芸術家たちだと感じている。芸術家の役割は、光を当てること。わたしの夢、わたしの望みは、わたしたちの国の芸術家たちがそれぞれの作品の中で、“今この国で何が起きているのか”に光を当て、人々に見せることだ。なぜなら見えなければ、行動もできないから」と訴えていた。(編集部・市川遥)
第77回カンヌ国際映画祭は現地時間5月25日まで開催