倉敷市の住宅街で手りゅう弾を爆発させ建物など損壊させた疑い 六代目山口組傘下の暴力団組員2人を逮捕 岡山
KSB瀬戸内海放送
2024年4月、岡山県倉敷市の住宅で爆発が起きた事件です。警察は住宅に手りゅう弾を投げ入れたなどとして暴力団組員の男2人を逮捕しました。 【写真】事件があった現場 倉敷市玉島上成 4月
爆発物取締罰則違反などの疑いで逮捕されたのは、指定暴力団六代目山口組傘下組織の会長の男(63)と組員の男(31)です。 警察によりますと2人は共謀して2024年4月18日夜、倉敷市玉島上成の住宅の駐車場へ手りゅう弾1つを投げ入れて爆発させ、住宅の窓ガラスなどを割った疑いが持たれています。 けが人はいませんでした。 警察は会長の男を実行役とみていて、現場付近の防犯カメラには会長の男が運転する車から、手りゅう弾が投げ入れられる様子が映っていました。 2人はナンバープレートを盗んだとして逮捕・起訴されていて、警察はこのナンバープレートが犯行に使われた車に装着されていたとみています。 警察は2人の認否を明らかにしていませんが、少なくとも1人は手りゅう弾を投げ入れた住宅が池田組の幹部が住む家だとみて犯行に及んだなどと話しているということです。 警察は暴力団の組織的犯行を視野に調べを進めています。
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