WHITE SCORPION 充実と覚悟の初CD 11日に1stミニアルバム「Caution」リリース
秋元康氏プロデュースの11人組アイドル・WHITE SCORPIONが11日に1stミニアルバム「Caution」をリリースする。昨年12月のデビューから9カ月で初めてとなるCD作品。“形”に残る一作の誕生にメンバーは充実感いっぱい。先立つ8日には初のワンマンライブを終え、今後への決意も聞いた。 これまで5作の配信シングルをリリースしてきた11人。デビューから9カ月で世に送り出す最新作は、グループ初となる“円盤”だ。 リーダーのALLYは「すごくうれしいし、ファンの方も手元に残るのはうれしいんじゃないかと」と満面の笑み。これまで関係者に挨拶する際にはポストカードを渡していたといい、NATSUは「お世話になっている方々にCDを『よろしくお願いします』と渡せる」と新たなアピールの形に思いをはせた。 グループ初期の集大成と位置づけられている作品にはリードトラック「動く唇」や、デビュー作「眼差しSniper」から5カ月連続でリリースされた配信シングル作などを収録。NICOは「やってきたことは間違ってないよっていう示しとして一つの形にできたのかな」と感慨深げ。AOIは「財布が許す限り買いたい!」と爆買いを予告した。 一方、数字が明確に出ることにメンバーは気を引き締める。CHOCOは「(数字が)及ばなかったら落胆する人もいるだろうし、そういったことがないように全力でこの作品を盛り上げていきたい」とうなずけば、MOMOは「覚悟してもっともっと頑張らなきゃいけないと思って頑張ってます」と力を込めた。 この9カ月、TOKYO IDOL FESTIVALなど様々なイベントでアイドルと共演。力を養ってきた。当初は「空気に呑まれて、楽屋に戻ってめちゃくちゃ泣いた」(ACE)と未熟さを痛感する時期もあったが、今では大きな刺激になっている。ACOはFRUITS ZIPPERとの共演を振り返り「盛り上がり方が私たちと桁違い。頑張らないと、と気持ちに変化が訪れるきっかけになった」と明かした。 CDリリースに先立つ8日には、都内で初めてのワンマンライブを実現させ、新たな一歩を刻んだ。夢のステージを問うとそれぞれ「東京ドーム」「幕張メッセ」「日本武道館」など思い思いの地を挙げた。その中でHANNAは「世界進出を目指しているので、今の私たちじゃ想像できない規模だと思うけど、コーチェラに出たい」と夢のステージに思いをはせた。