フリッツが一度もブレークを許さず大会史上初となる3度目の優勝「興奮している」 [ATPイーストボーン/テニス]
フリッツが一度もブレークを許さず大会史上初となる3度目の優勝「興奮している」 [ATPイーストボーン/テニス]
ATPツアー公式戦「ロスシー国際」(ATP250/イギリス・イーストボーン/6月24~29日/賞金総額81万2235ユーロ/グラスコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が予選勝者のマックス・パーセル(オーストラリア)を6-4 6-3で下して2年ぶり3度目の優勝を飾った。 ~ロスシー国際で2年ぶり3度目の優勝を飾ったフリッツ選手~ 26歳のフリッツがATPツアーでタイトルを獲得したのは初めて2連覇を達成した2月のデルレイビーチ以来でキャリア8度目(準優勝6回)だが、同大会で3度(2019年、22年、24年)栄冠に輝いたのはフリッツが初となる。 10回あったサービスゲームで10ポイントしか落とさなかったフリッツは試合を通して一度もピンチに陥ることなくすべてキープし、各セットで一度ずつブレークに成功して1時間10分で快勝した。フリッツは今週の4試合でサービスゲームを45回プレーしたが、一度もブレークを許さなかった。 「興奮している。ここではいつもいいプレーができると感じているし、今週の出だしもそんな感じだった。素晴らしいプレーができたよ」とフリッツは試合後のオンコートインタビューで語った。 この勝利でフリッツはランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングで12位に浮上し、トミー・ポール(アメリカ)を抜いてふたたびアメリカ勢のトップに立つことが確定した。
テニスマガジン編集部