日本で「もっとも稼げるスポーツ」は何? 子どもに習わせるならオススメはどれ?
お子さんがプロスポーツ選手を目指しているのであれば、少しでも稼げる種目の選手になってもらいたいと思う方もいるのではないでしょうか。収入が多ければ子どもは豊かで不自由のない暮らしができますし、スター選手になれば全国的・世界的に知名度が上がります。 そこで本記事では、日本でもっとも稼げるスポーツが何なのか、具体的な金額も交えつつ解説します。
スポーツ選手の収入源
まず、そもそも「スポーツ選手の収入源」が何なのかについて解説します。 ■年収・年俸 一つは「年収・年俸」と呼ばれる部類です。野球選手などによく見られる収入形態であり、国内チームのトップクラスの野球選手だと億単位の年俸が支払われることもあります。 日本プロ野球選手会が公表しているデータによると、2023年度の平均年俸額は4468万円となっています。しかしこの金額は、前述の億単位の年俸を受け取っているスター選手の年俸額が、平均額を一気に引き上げているのが現状です。 ■賞金 次に「賞金」です。これはゴルフやテニスといった個人競技の大会の優勝賞金などで、大きな大会に出場して優勝すれば億単位で支払われることもあります。 ■スポンサー契約 他の収入源としては「スポンサー契約」というものがあります。企業がスポーツチームや選手と契約を結んで物品や金銭を提供し、選手のユニフォームなどに自社のロゴや社名などを掲載することで知名度を高める狙いがあります。 場合によっては選手の肖像権を獲得し、広告などのイメージキャラクターとして、自社の宣伝に使用するケースもあります。
スポーツ選手の収入を左右する要因
一般的な企業同様、実力主義の強いスポーツ業界では、基本的に能力のある選手ほど好待遇で起用されると考えられます。しかし、スポーツ業界の場合はそのスポーツがどのくらい注目されているかも大きな要因です。 日本だとプロリーグのある野球やサッカーは、観客数も多くテレビでの放送頻度も高いため、チケット収入や放映権料の規模も大きくなります。この傾向は海外の方が強く、海外チームに移籍した選手の年俸や、海外大会の賞金額はおおむね日本よりも高額だといわれています。