ボクシング 前戦の前日計量で1・5キロ体重超過した木村蓮太朗、来年1月14日に後楽園ホールで復帰戦
大橋ボクシングジム(横浜市)は来年1月14日に東京・後楽園ホールで、駿河男児ジム(静岡・富士市)との共催興行「フェニックスバトル127&ふじの国PROFESSIONAL BOXING6」を開催すると19日、発表した。元日本フェザー級1位の木村蓮太朗(27)=駿河男児=が、5月の前戦の前日計量で1・5キロ体重超過し、6カ月のライセンス停止処分を受けてからの復帰戦で、元日本ランカーの竹本雄利(28)=クラトキ=と59・5キロ契約8回戦を闘う。 木村の前戦では対戦相手のフィリピン・フェザー級7位だったジェス・レイ・ワミナル(フィリピン)も前日計量で300グラム体重超過しており、試合は両者が当日計量をクリアして後楽園ホールで実施され、木村がワミナルに1回KO勝ちした。アマチュア3冠で、元東洋大ボクシング部主将の木村は試合後に水抜きの失敗だと明かし、「今ここで続けるとか辞めるとかいう風な決断はできない。しっかりと考えて決めていきたい」と進退を保留していた。 興行はFODプレミアムで生配信される。プロ戦績は木村が9戦8勝(4KO)1敗、竹本が13戦9勝(5KO)3敗1分け。 メインイベントでは日本スーパーフェザー級13位の大畑俊平(24)=駿河男児=が同級8回戦で、世界挑戦経験のあるカルーン・ジャルピアンラード(39)=タイ=と対戦する。セミファイナルは田中湧也(25)=大橋=と山口友士(23)=三迫=がバンタム級8回戦で拳を交える。