『パルワールド』Steamにて発売から8時間で売上本数100万本達成。初日から同時接続者数37万人を超える快進撃。「パル」を捕まえ、拠点で一緒に働けるオープンワールドサバイバルゲーム。最大32人マルチプレイ対応
1月20日、フィールドの生物を捕まえて拠点で働かせたり、一緒に冒険ができるオープンサバイバルゲーム『パルワールド』の公式Xアカウントより、Steam版がリリースから約8時間で販売本数100万本を突破したことが発表された。 また、SteamDBによると初日から同時接続者数37万人、後日の午後に50万人を超えるという脅威の数字をたたき出している。さらに、配信サイトTwitchでは、記事執筆時点で視聴者数32.1万人と、本作への注目度の高さが伺える数値が出ている。 『パルワールド』は、『クラフトピア』や『AIアートインポスター』を手がけたPocketpairが、1月19日に早期アクセス版としてPC(Steam)とXbox Series X|S向けに配信したゲームだ。 Steam レビューでは、早期アクセス版にも関わらず高い完成度であることが評価されており、発売から1日経ち6620人の内92%から好評を受け、「非常に好評」ステータスを獲得している。 プレイヤーは平原、山岳地帯、雪山などのさまざまな環境が広がるフィールドに降り立ち、ふしぎな原生生物「パル」と出会う。風や火を呼び起こす特殊な能力をもつ「パル」を捕まえて、一緒に大冒険に繰り出せる作品となっている。 プレイヤーは、いくつかあるパーツからお気に入りの見た目のキャラクターを作成し、ゲームを開始する。最初はとある島に漂着するシーンが流れ、サバイバルゲームらしく裸一貫の状態からスタートする。ちなみに、筆者はゲーム開始後に緑色の象に追われて必死に走った。 フィールドに棲息している「パル」は、「パルスフィア」と名付けられたボールのような形状の道具で捕まえることができる。罠でとらえたり、パンチや棍棒などの武器で弱らせてから「パルスフィア」をぶつけることで捕獲可能だ。 この「パルスフィア」は、フィールド上の水辺にある青い鉱石を採掘すると原材料が手に入るので、多くの「パルスフィア」がほしいユーザーはまず川沿いを探索してみよう。 また、本作は専用サーバーにて最大32人でマルチプレイすることが可能で、個人のサーバーではホストを含めた4人まで対応している。 本作はキャラクターのレベルが上がることでステータスにポイントを割り振れるのだが、スタミナを上げれば長距離は知れるキャラクターになるし、最大重量を上げればより多くの荷物を持てるようになり、力を上げれば攻撃力を高めることができるので、ほかのプレイヤーとの役割分担をステータスから割り振ることもできる。ぜひ、友人や家族を誘って一緒にプレイしてほしい。 本作の特徴は多いが、筆者が5時間ほどプレイした結果、特筆すべきはやはり「パル」の優秀さだ。かれらは捕獲し、拠点に配置することで道具の作成や農耕、採掘、伐採、料理などの作業を自動的にこなしてくれる。 それぞれの「パル」のステータスにこなせる作業がアイコンとして表示されているので、「水やりはペンギンみたいなやつに任せる」、「種まきは頭に葉っぱ生えてるこいつ」、「工作は手先が器用そうな猫っぽいパルに頼んだ」という風に、お仕事を割り振ることができ、中間管理職的なシミュレーションゲームとしての側面も持っている。 なお、建造物やアイテムなどのレシピは、メインメニューの「テクノロジー」からポイントを消費することで開放できる。このポイントは、レベルが上がることで増える。経験値は物作りや「パル」の捕獲で上昇し、1種類10体までは捕獲することで多くの経験値がもらえる。 また、ある程度フィールドを巡ってレベルが上がったら、本作に登場するボスキャラクターに挑んでみるのも良いだろう。彼らは自身の「パル」を相棒に、それぞれが強力な技を繰り出してくるので、装備やパルの体調など含め、しっかりと準備して戦いに挑もう。 『パルワールド』はPC(Steam)と、Xbox Series X|S(Gamepass対応)に向けて発売中。早期アクセス版リリース記念セールとして、Steamでは1月26日まで10%オフの3060円で購入できる。本作が気になった方は、ぜひストアページをチェックしてみてほしい。
電ファミニコゲーマー:TsushimaHiro
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