地域見守る“青パト”始動から20年 安全なまちづくり支える防犯ボランティアに感謝状 関係者など約300人が参加
FBS福岡放送
福岡県内の防犯ボランティアが集まり、安全なまちづくりを考えるイベントが福岡市で開かれました。 5日、福岡市博多区で「安全・安心まちづくり県民の集い ふくおか」が開かれました。 地域で防犯ボランティア活動に取り組む団体の関係者など約300人が参加しました。 イベントでは、地域の安全を見守る通称“青パト”が活動を開始して20年を迎えることからこれまで車両などを寄付してきた会社や団体に感謝状が贈られました。 警察によりますと、県内の犯罪件数は2005年時点で10万件を超えていました。 しかし、“青パト”の活動によって空き巣などの窃盗被害が大きく減少し、去年の犯罪件数はおよそ3万件まで減ったということです。 福岡県警の住友一仁本部長は「安全で安心して暮らせる福岡県の実現のため社会全体で取り組んでいかないといけない」と話していました。