【大人のユニクロ】暖かさ順に着比べてみた。「ユニクロ2023年最新ダウン番付」BEST5(後編)
ユニクロでダウンジャケットを購入したい冬本番直前。だが、豊富なラインナップで迷ってしまい、どれを買うべきか二の足を踏んでしまう。そこで、モデル・俳優として活躍中の若林拓也がリアルに試着しつつ、大人男子向けダウンを5着厳選し、暖かい順に並べてみた! 【写真】大人のユニクロ|暖かさ順に着比べてみた。「ユニクロ2023年最新ダウン番付」BEST5の画像をもっと見る
番付の縛りは以下。 ①番付は「ダウン」に絞る。中綿(パフテック)のみのアウターは除外 ②コラボラインのダウンも対象とする ③そこから大人男子にお勧めのモデルを5着厳選
第2位:ハイブリッドダウンコート
750フィルパワー。カラーはダークグレー・ブラック・ネイビーの3色展開。スマートなフラットフェイスが特徴で、高機能中綿とダウンを適材適所で使い分けたハイブリッドダウンとして不動の支持を得ている。 若林:必要箇所が暖かいハイブリッドダウンの持ち味は、満員電車で吊り革を掴むとわかると聞きました。なるほど、ワキの下は蒸れなさそう。
暖かさが必要な前身頃・後身頃・ウエスト上部分(ダウン90%・フェザー10%)と、アクティブな動きに対応するメッシュ部分・後身頃・ウエスト下部分・本体脇部分・袖部分(ポリエステル70%・レーヨン30%)の2パターンで、異なる配合成分を組み合わせている。 シャープなデザイン性と必要十分な保温性の両立はハイブリッドダウンならでは。ポリエステル80%・レーヨン20%の混紡生地でスーツの上に羽織った際の馴染みもよい。なお、フードは取り外し可能。
第1位:ウルトラウォームハイブリッドダウンコート
ラストを飾る貫禄の大将。「ユニクロ」2023年秋冬のラインナップで最も暖かいダウンジャケットは、フォード周りのフェイクファーが見た目にもホットな「ウルトラウォームハイブリッドダウンコート」。このダウンは今秋冬の「ユニクロ」ダウン全10モデルの中でもダントツの1位なのだ。 750フィルパワー。膨らみのあるエアテック中綿(ポリエステル48%・ダウン46%・フェザー6%)のハイブリッド構造で、降雪時などフード(ダウン90%・フェザー10%)を被った際の暖かさは随一。マフラーいらずのタイトかつハイネックの首周りで、フードを寝かせた状態でも保温力がしっかりと維持される。
表面はポリエステル84%・綿16%の混紡生地で、先の「ハイブリッドダウンコート」(ポリエステル80%・レーヨン20%)よりもラフな印象を受ける。なお、昨年度まで存在していたベージュとブラウンの色展開はなく、今秋冬はブラックとオリーブの2色に絞られている。特にオリーブはミリタリースタイルとも相性抜群でファッション感度も高い。フェイクファーは取り外し可能。 結局買ってしまうならば、カラバリとサイズが豊富に揃っている今のうちに吟味すべき。大人男子に特にお勧めする「ユニクロ」ダウン厳選5型の暖かさ番付を頭に叩き込み、実店舗とオンラインで狙い撃ちだ。