『ONE PIECE』原作未登場だけど…最強説が囁かれる「悪魔の実」3選 「怖すぎる」「もはやチート」
将来が末恐ろしい! 若手海軍が持つ「最強能力」
アニメ『ONE PIECE』のなかには、原作マンガにはないアニメオリジナルのストーリーも存在します。そのなかで、アニメ版だけに登場するオリジナルキャラクターや「悪魔の実」の能力も描かれました。 【画像】最強すぎて「エッ!?」 原作にはないチート級の「悪魔の実」に注目(4枚) アニメ版だけの見過ごせない実力を持った人物も登場し、ファンの間で「実は最強なのでは?」と噂される能力もあります。そこで今回は「最強説」が飛び交うほど強力に感じた、アニメオリジナルの「悪魔の実の能力」を見ていきましょう。 ●オールハント・グラント(悪魔の実:名称不明) ゾウ編とホールケーキアイランド編の間を描いた「海軍超新星編」というアニメオリジナルストーリーに、「オールハント・グラント」というキャラが登場します。 グラントは、17歳の若さで海軍大佐にまでのぼり詰めたキャラクターで、食料を求めて海軍基地に侵入したルフィたちと対決することになります。 グラントは幼い頃に左腕に宿す能力が暴走し、島を壊滅状態にさせた過去があり、その際に元海軍大将の青キジ(クザン)に助けられました。そして当時制御できなかった左腕には頑丈そうな拘束具をつけて、恩人の青キジがいる海軍で成長していきます。 グラントの具体的な「悪魔の実」の能力は明かされていませんが、獣のような左腕に変化することから、動物系の能力だと思われます。ただし島を壊滅させたほどの力から察するに、「幻獣種」の可能性も考えられるでしょう。 また「人造悪魔の実『SMILE』の実験の失敗作ではないか」という声もあります。後の「ワノ国編」でカイドウの部下たちが体の一部を動物に変化させており、グラントの能力もそれに類するものかもしれません。 アニメのなかでグラントはルフィに敗れましたが、今後さらなる成長を遂げ、能力を意のままに操れるようになれば、とんでもない力を発揮するかもしれません。
もはや神? 存在すら消せる「凶悪すぎる能力」
●アイン(悪魔の実:モドモドの実) 2012年公開の劇場版『ONE PIECE FILM Z』で麦わらの一味の最大の敵となった伝説の元海軍大将「ゼット」の部下に、アインというキャラがいます。その劇場版のオリジナルキャラ、アインは「モドモドの実」の能力を持っていました。 「モドモドの実」の能力には、「触れた物や生物の時間を12年分戻す」という効果があり、12歳未満の人物に使うと、存在そのものを消してしまうという、まさにチート級の能力です。 存在そのものを「なかった」ことにする効果は脅威的で、劇中でもナミやロビンたちが12年前の姿にされ、再び触れられたら消えてしまうという恐怖に苦しめられました。 また消滅させる以外にも、歳を重ねて力が衰えた「かつての実力者」を再び全盛期まで若返らせるという使い方も考えられ、サポート役としても最強の能力といえるかもしれません。 それに「触れるだけで発動」という条件もお手軽で、「モドモドの実」の能力者の身体能力が高いほど、凶悪な力を発揮します。もし相手の動きを先読みできる「見聞色の覇気」の使い手が能力者だったら、いとも簡単に相手に触れることができて、相手の存在を簡単に消せるでしょう。それを考えると、この能力は怖すぎます。 ●バーンディ・ワールド(悪魔の実:モアモアの実) 「バーンディ・ワールド」は、TVアニメ放送15周年の特別作品『ONE PIECE”3D2Y” エースの死を越えて! ルフィ仲間との誓い』のために、原作者の尾田栄一郎先生が書き下ろしたアニメオリジナルのキャラクターです。 かつてゴール・D・ロジャーや白ひげらとともに世界政府や海軍から恐れられた存在で、「世界の破壊者」の異名をとります。しかし、部下の裏切りによってワールドは捕まり、氷漬けにされました。そのまま30年間も海底監獄インペルダウンに投獄されていましたが、黒ひげの襲撃事件をきっかけに脱獄します。 ワールドは、触れたものの大きさや速度を100倍まで高められる「モアモアの実」(=More・もっとの意味)の能力の持ち主です。 モアモアの能力によって対象の大きさと速さを最大まで高めると、その破壊力は100億倍まで高められるとされ、理論上は最強の攻撃力を誇る悪魔の実といっても過言ではありません。 このワールドの能力を大砲に使った際は、一撃で島を消滅させており、世界政府が危険視したほどです。 30年間も氷漬けになっていたことでワールドの身体は弱体化していましたが、全盛期は間違いなく世界最強クラスの実力者だったはずです。 最近は原作マンガのほうでも、「悪魔の実」に関するさまざまな真実が明かされつつあります。今後アニメだけに登場した「悪魔の実」が、原作のほうに登場する展開はあるのかも注目したいですね。
LUIS FIELD