静岡県議会最終日 最終日もやはり川勝知事の言動に要望続出
今年も残すところあと10日あまり。そんな中、今年最後となる静岡県議会12月定例会が21日閉会しました。話題の中心は今回もやはり川勝知事の発言でした。 川勝知事 県庁 10月12日 「三島を拠点にしてそこに東アジア文化都市の発展的継承センターのようなものを置いて、今、土地を物色していると。今、詰めの段階に入っておりますけど」 10月、経済界との懇談会で三島市に「東アジア文化都市のレガシーを置きたい」「詰めの段階」と発言した川勝知事。 これを県議会最大会派自民改革会議などが議会を軽視しているとして問題視。 これについて県議会で厳しく追及されました。 自民改革会議 江間治人県議 6日 「議会を軽視した知事に暴言や失言以上に強い憤りを覚えるのは、私だけでしょうか。」 川勝知事 6日 「いついかなる時も公人であるということを改めて強く意識した上で、不適切な発言をすることのないよう引き続き自らを強く戒めてまいります」 結局、謝罪と“レガシー構想”の白紙という事態に追い込まれた川勝知事。
自民改革会議 野田治久県議
そして最終日となったきょう。 県議会では、物価高対策を盛り込んだ補正予算などの議案が審議されました。 討論に立った自民からは川勝知事をチクリとする一言も。 自民改革会議 野田治久県議 午前10時半すぎ 「最後に一言申し上げます。6月定例会から毎回のように知事の言動が発端となり県全体に無用の混乱を招き、議会運営が空転する事態を招いている。今後の自身の言動には細心の注意を払い、県民の利益を損なうことがないよう強く要望して私の討論といたします」
公明党県議団 早川いく子県議
また公明党静岡県議団からも・・・。 公明党県議団 早川いく子県議 午前10時半すぎ 「改めて知事には事の重みを認識し、富士山との約束以上に県民との約束を第一に考え、知事自らこれまで以上に県民の声に耳を傾け職務にあたっていただくことを強く要望し意見として申し添えます」