“世界4階級制覇”井上尚弥、2023年は「100点」 今年は3試合を予定「圧倒的な差を見せる」
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が19日、都内で行われたボクシング「2023年度年間優秀選手表彰式」に出席。井上は6年連続7度目の最優秀選手賞を受賞した。また、KO賞、年間最高試合(世界)でも受賞し、3冠を獲得した。 【動画】井上尚弥、5月に噂の“ネリ戦”今年の試合に言及!?フルトン・タパレス戦を振り返る 授賞式後に囲み取材に応じた井上は、6年連続7度目のMVPに「6年連続かと改めて振り返ると『すごいな』と自分でも思うくらいの年月をやってきたんだなと思います」としみじみ。 6年連続受賞は白井義男、具志堅用高を超え、歴代史上最多記録となるが「1つの分岐点としてまた今年も受賞できるように頑張っていきたい」と笑みを浮かべつつ意気込みを語った。 昨年“世界4階級制覇”を達成したことについては「結果的に100点をつけてもいいんじゃないかな」と自己評価。今年は「3試合できたらいいなと思いますし、その3試合も、圧倒的な差を見せて突き進みたい」と自信をにじませた。 同賞は、国内のプロボクシングを統括する日本ボクシングコミッション(JBC)、ジム会長らで構成される日本プロボクシング協会および東京運動記者クラブ・ボクシング分科会により、各賞が決定した。 ■2023年度ボクシンブ年間表彰選手 【プロ男子の部】 ・最優秀選手賞:井上尚弥(大橋) ・技能賞:寺地拳四朗(BMB) ・殊勲賞:中谷潤人(M・T) ・努力・敢闘賞:堤聖也(角海老宝石) ・KO賞:井上尚弥(大橋) ・新鋭賞:那須川天心(帝拳) ・年間最高試合(世界):WBC・WBO世界スーパー・バンダム級王座統一戦 スティーブン・フルトン(米国)vs井上尚弥(大橋) ・年間最高試合(世界戦以外):日本バンダム級タイトルマッチ 堤聖也(角海老宝石)vs穴口一輝(真正) 【優秀選手賞】 井岡一翔、井上拓真、井上尚弥、重岡銀次朗、重岡優大、寺地拳四朗、中谷潤人 【プロ女子の部】 ・女子最優秀選手賞:晝田瑞希(三迫) ・女子年間最高試合:WBO女子世界スーパー・フライ級タイトルマッチ 晝田瑞希(三迫)vsケーシー・モートン(米国) 【特別賞】 池山直、鈴木菜々江、多田悦子、藤岡奈穂子、村田諒太