【バドミントン】パリ混合銅メダルの渡辺勇大 新ペア・田口真彩との初陣に挑む 8月末に“ワタガシペア”解消
◇第67回全日本社会人バドミントン選手権大会 1日目(7日、鳥取産業体育館) パリオリンピックで銅メダルを手にした“ワタガシペア”の渡辺勇大選手が、田口真彩選手との新ペアで初陣を飾りました。鳥取県で行われたバドミントン社会人の全国大会に出場しました。 【画像】ワタガシペアでの最後の試合で東野有紗選手とタッチをかわす渡辺勇大選手 パリオリンピック混合ダブルスで、2大会連続の銅メダルを獲得した渡辺勇大選手・東野有紗選手のワタガシペアは、8月末に行われたジャパンオープンを最後にペアを解消しました。そして渡辺選手は女子ダブルスで世界ジュニア優勝経験のある18歳の田口選手と新ペアを結成、この大会が初陣となりました。 試合序盤はミスが目立ちリードを許しましたが徐々にミスは減り、後衛の渡辺選手が力強いスマッシュを決めれば、今度は田口選手がネットぎわに素早いフットワークで詰め得点。さらにはフェイントを織り交ぜるなど相手を翻弄し、21-8、21-13のストレート勝ちで初陣を飾りました。 試合を終えた渡辺選手は「オリンピック終わって新たなスタートということで、若い選手と組んで社会人に戻ってこられたことはうれしいことですし、田口選手のフィジカルやスキルの面では申し分ないと思っています。もちろんペアとしての成熟度を高めなきゃいけないというのはこの大会に限っていえばそうですけど、一緒に成長していきたいと思います」と語りました。 新しいペアの呼び名については「まだ決めない」ときっぱり答えた渡辺選手は「僕自身もまだまだ負けたくないと思っているので、優勝目指して頑張っていきます」と意気込みました。