【ハイライト動画あり】オーストラリアが初白星、ドミニカ共和国は2敗目。WBSCプレミア12 グループB
「第3回WBSCプレミア12」はメキシコ開催のグループAが、現地11月14日にオープニングラウンドの全日程を終了。一方、グループBは開幕から3日目を迎え、この日は天母スタジアムにて1勝1敗のドミニカ共和国と、初戦で日本に敗れたオーストラリアが対戦した。 【ハイライト動画】グループB オーストラリアvs.ドミニカ共和国
オーストラリアは先発のワーウィック・ソーポルドが安定した立ち上がりを見せ、初回にドミニカ共和国打線を三者凡退に打ち取ると、続く2回もドミニカ共和国を三者凡退に退ける。結局、ソーポルドは3回27球(うちストライク20球)を投げ、被安打ゼロで無失点と好投し、チームに流れをもたらす。
するとオーストラリアは3回裏に、この回先頭の7番アレックス・ホールがセンターフェンス直撃の3塁打を放って攻撃の口火を切ると、続く8番ロビー・パーキンスがバックスクリーンへ2ラン本塁打を放って2点を先制する。
これで試合の主導権を握ったオーストラリアは、続く4回に1死1・2塁から、またもパーキンスが適時打を放ち1点を加える。その後、オーストラリは尚も1死満塁とチャンスを拡大するも、ここはドミニカ共和国3番手のディオニス・ロドリゲスが打者2人を打ち取り、ピンチを脱する。
このピンチ脱出の流れを攻撃に繋げたいドミニカ共和国だったが、オーストラリア2番手のサム・ホランドからも安打が出ず、スコアボードに「0」を並べる。
なかなか反撃の糸口を見出せないドミニカ共和国は、6回に連続四球で無死1・2塁と、この試合で初めて得点圏に走者を進めるも、ここで登板したオーストラリア4番手コーエン・ウィンの前に、三振と併殺打に倒れ、得点機を逸する。
これに対し、オーストラリアはその裏の攻撃で、パーキンスによるこの日4打点目の犠飛でリードを広げると、7回にも5番ティム・ケネリーの適時打で1点を加える。
オーストラリア投手陣にノーヒットピッチングを許していたドミニカ共和国は8回に、7番リカルド・セスペデスが相手5番手のジョン・ケネディからセンター前へ単打を放ち、ようやく初安打をマークするも、続くアレン・ハンソンが併殺打に倒れ、自ら流れを断ち切ってしまう。