センバツで輝いた…春の甲子園、独自選出のベストナインは?【左投手編】失点0!末恐ろしい2年生エース
第96回選抜高校野球大会が3月31日、健大高崎(群馬)の初優勝で幕を下ろした。32校の代表校が出場し、春・王者をかけて熱戦を繰り広げた今春のセンバツ甲子園。全力プレーを尽くした選手たちの中から、特に輝いた選手たちを本サイト独自のベストナイン形式で紹介していく。 【表】春のセンバツ甲子園2024 勝ち上がりトーナメント表
佐藤龍月(健大高崎)
大会成績:5試合(3先発)3勝0敗、投球回22回、防御率0.00、奪三振22、与四死球9、WHIP0.59 左投手には、健大高崎(群馬)の佐藤龍月投手を選出した。かつて、”スーパー中学生”として注目された2年生左腕が、甲子園でも確かな実力を示した。 1回戦の学法石川(福島)との試合で甲子園初登板を果たすと、7回無失点の好投を披露。インステップの投球フォームから投じるストレートや切れ味抜群のスライダーで、打者を翻弄した。 2回戦の明豊(大分)戦でも7回無失点の快投を披露すると、準々決勝の山梨学院(山梨)戦でも5回無失点と圧巻のピッチング。 準決勝の星稜(石川)戦、決勝の報徳学園(兵庫)戦ではリリーフとして登板し、いずれも得点を与えず。驚異の22イニング連続無失点で有終の美を飾った。
ベースボールチャンネル編集部