オランダ王者PSVで11戦6ゴールと活躍中 リカルド・ペピはアメリカ代表のエースになれるか「準備が出来ている」
PSVでは控えFWながら結果を出している
2022年の1月にアメリカのFCダラスを離れ、ドイツのアウグスブルクへ移籍したアメリカ代表FWリカルド・ペピ。あれから間もなく3年が経とうとしているが、ペピにとって欧州挑戦は思い通りに進まなかった。 MLSでは結果を出していたが、ブンデスリーガでは苦戦。その後オランダのフローニンヘンへのレンタル移籍を挟み、昨夏にオランダの名門PSVへと移籍した。 ただ、チームには絶対的エースであるルーク・デ・ヨングがいる。昨季もエールディヴィジで29ゴールを挙げているデ・ヨングを上回るのは難しく、PSVではスーパーサブの位置付けだ。 それでもペピは昨季リーグ戦で7ゴールを記録し、今季は11試合消化時点ですでに6ゴールを記録。昨季の数字を超える可能性が高まっているのだ。 ペピはアメリカ代表メンバーでもあり、米『FOX Sport』にてアメリカ代表でも1番手FWになっていきたいと意気込みを口にしている。 「正直、今年は長い1年だ。(PSVでは)ベンチで忍耐強く待ち、毎試合10分、15分ほどプレイする。少しイライラはするけど、忍耐強くある必要があることも分かっていた。僕の方はもっとプレイタイムを得る準備が出来ている。それを示してきたと感じているんだ。クラブでも、代表でもね。今後も同じメンタリティでチャンスを活かしていくつもりだよ」 アメリカ代表監督にはマウリシオ・ポチェッティーノが就任している。2026ワールドカップへポチェッティーノを納得させていく必要はあるが、エールディヴィジで結果を残すペピをポチェッティーノはどう評価するだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部