電機連合、参院選で組織内候補擁立へ 国民民主から比例出馬目指す
電機連合は今夏の参院選に組織内候補として、昨年10月の衆院選千葉7区で国民民主党から出馬し次点だった新人、平戸航太氏を擁立する調整に入った。国民民主から比例代表での出馬を目指す。関係者が9日、明らかにした。 電機連合の組織内候補は、2019年の前々回参院選で旧国民民主から出馬した現職が落選し、22年の前回も現職だった矢田稚子氏が約16万票を集めたが落選した。矢田氏がその後、首相補佐官に就任したこともあり、今夏の参院選については擁立見送りも含めて対応を検討していた。しかし、衆院選で国民民主が躍進したことを受け、落選したとはいえ千葉7区で約5万票を集めた平戸氏が候補者として浮上した。 23日の中央委員会での承認を経て、国民民主に申請する見通し。【安部志帆子、古川宗】