佐賀県警と薬剤師会が詐欺被害をなくそうと”被害防止の処方箋”を配布しました。 鳥栖市の薬局など６５カ所で配布されたのは「ニセ電話詐欺被害防止のための処方箋」です。 この取り組みは佐賀県警や鳥栖三養基薬剤師会などが連携し幅広い年齢層が利用する薬局でお薬手帳サイズの”処方箋”を配り詐欺被害を防止しようというものです。 佐賀県内では１月から８月までにニセ電話詐欺による被害額がおよそ１億６９００万円、ＳＮＳ型の投資詐欺やロマンス詐欺による被害額がおよそ５億５６００万円で日々、増加傾向にあるということです。 鳥栖警察署の大坪貴史・生活安全係長は「処方箋を通して地域全体で詐欺被害防止に努めたい」としています。