ANA、東南アジア路線でも欧米メニュー予約 国際線機内食を3年ぶり刷新
全日本空輸(ANA/NH)は2月28日、国際線機内食を3年ぶりにリニューアルすると発表した。ANAの機内食やドリンク類をプロデュースする「THE CONNOISSEURS(ザ・コノシュアーズ)」のシェフ監修メニューが対象で、3月1日から順次刷新する。一部の日本発東南アジア路線では、事前予約で欧米路線のメニューも注文できるようにする。 【写真】ANAが3年ぶりにリニューアルする国際線機内食 新メニューのうち、3月1日から5月31日までの日本発欧米路線のビジネスクラスで提供する洋食は「Restaurant Ryuzu」のオーナーシェフ、飯塚隆太氏が監修。ミシュランガイドで12年連続2つ星を獲得しており、飯塚氏はジョエル・ロブション氏の下(もと)で研さんを積んだ。 飯塚氏のメニューは、事前予約で東南アジア路線の乗客もオーダーできる。日本発シンガポール・バンコク・ジャカルタ・クアラルンプール・インド路線が対象となる。 6月1日から8月31日の日本発欧米路線ファーストクラスの和食は、ミシュランガイドで14年連続3つ星を獲得した「瓢亭」の第15代目当主、高橋義弘氏が監修する。 機内食事前予約サービスは、出発前にANAのウェブサイトから和食・洋食の肉料理・洋食の魚料理などを、搭乗24時間前までに指定できる。 また、ヴィーガンとベジタリアン向けのメニューを4月1日にリニューアルする。
Tadayuki YOSHIKAWA