「逆転の達人」中国代表監督がW杯アジア最終予選のサッカー日本代表戦の展望を語る「サッカーは予測不可能だ」
カナダ、米国、メキシコで共催される2026年のワールドカップ・アジア最終予選の組み合わせ抽選の結果、中国は日本と同じC組に入った。中国メディア『捜狐』は現地時間15日に、W杯最終予選の初戦でぶつかる日本戦について語る同国代表のブランコ・イバンコビッチ監督のコメントについて報じていた。 【画像】カタールW杯ワーストイレブンのフォーメーション サッカー日本代表は、ワールドカップの出場権をかけて、アジア最終予選の初戦で中国代表と対戦する。その中国代表を率いているのは、過去にオマーン代表を率いて日本を破ったこともあり、中国で「逆転の達人」と称されているイバンコビッチ監督だ。 同監督は、「日本は強いがピッチでは何が起きるかわからない。サッカーは予測不可能なスポーツだ」と前置きし、「試合が始まる前から諦めることはない。どの試合も試練であり、それを超えることは夢の追求でもある」と、日本戦に向けた展望を語っていた。 同メディアは、「サッカーにおける日本代表との試合といえば、多くの人が感じるのはギャップだろう」と述べた上で、「戦力的に見ても、ヨーロッパに多くの選手を擁する日本代表が有利な立場にあるのは間違いない。しかし、世界一のスポーツとして知られるサッカーは、決して単純な数字のゲームではない。それは汗、涙、粘り強さ、そして夢であり、逆境の中で希望の光を見つける勇気が重要だ」と、指揮官の諦めない姿勢が格上での日本から勝利をもぎ取る上で重要だと強調。 そして、「埼玉スタジアムでは、信念と夢をめぐる戦いが繰り広げられる。サッカー代表チームが簡単に勝つことは難しいかもしれない」と言葉を続け、「心に夢と強い気持ちがあれば、奇跡は起こすことができる。その瞬間を一緒に楽しみに待とう。なぜなら、私たちがそれを追求する十分な信念と勇気を持っている限り、この世界では不可能なことは何もないからだ」と、W杯最終予選における日本戦の展望を語っていた。
フットボールチャンネル編集部