<日本を代表する詩人・谷川俊太郎さん>富谷市『明石台小学校』の校歌を作詞(宮城)
ミヤギテレビ
日本を代表する詩人の谷川俊太郎さんが、老衰のため92歳で亡くなった。 宮城・富谷市にある明石台小学校の校歌を作詞したのは、谷川さんだ。 2003年の谷川俊太郎さん 「自分の作品が愛されてるって、本当にうれしいですよね」 谷川さんは、1952年に最初の詩集『二十億光年の孤独』を刊行。 その後も多くの詩を手がけ、『生きる』は40年以上にわたり小学校の国語の教科書に掲載され続けた。 2015年に開校した富谷市の明石台小学校の校歌「だいすき だいすき」は、谷川さんが作詞した。 学校によると、当時の教育長が谷川さんのファンで、開校にあたり直接作詞を依頼したところ、谷川さんは快諾してくれたそうだ。 作曲を手掛けたのは息子の賢作さんで、当時学校を訪れ子どもたちと一緒に歌を披露した。 校歌(曲名:だいすき だいすき)合唱 「だいすき いつでもすてきなきのかおり プールのみずがきらめいて…あかいしだいからせかいみつめる」 明石台小学校によると「だいすき だいすき」は歌いやすく覚えやすい曲で、いまの児童たちも大事に歌っているという。 谷川俊太郎さんは詩人としてだけでなく、アニメ『鉄腕アトム』の主題歌を作詩するなど活躍は多岐にわたった。