一面紫のじゅうたん 厚岸でアヤメ見頃
北海道の厚岸霧多布昆布森国定公園内にある「あやめケ原」(町末(ま)広(びろ))で22日、第65回あっけしあやめまつり(厚岸観光協会、町主催)が始まった。敷地面積約100㌶にヒオウギアヤメ約30万株が自生する原生花園では現在アヤメが七分咲き。主催者は「週明けごろまでが見頃」だとして早めの来場を呼び掛けている。 初日は約400人が来場し、紫色に広がるアヤメの群生を近くで観察したり撮影する人たちが目立っていた。町のSNSで知り初めて来たという別海町の自営業、小野佳詔さん(49)、敦子さん(48)夫妻は「見事の一言。海の景色と相まって素晴らしいです」と話していた。「お金を払ってもいいぐらい」だと話す人もいた。 30日まで。期間中は釧路太田農協のブランド牛乳「あっけし極みるく65」の試飲やホットコーヒーを無料で配布する(いずれも数量限定)。
釧路新聞