「君たちはどう生きるか」ブルーレイ・DVD・4K UHDが本日発売「ぜひ見比べて」
映画「君たちはどう生きるか」のブルーレイとDVDが本日7月3日に発売。スタジオジブリ初となるドルビービジョン、ドルビーアトモスを採用した4K UHDも登場する。あわせて撮影監督の奥井敦とポストプロダクション担当の古城環からのインタビューコメントが到着した。 【画像】「君たちはどう生きるか」4K UHDパッケージ画像 宮崎駿が監督を務めた本作は、母を火事で亡くした少年が不気味な青サギに導かれ、生と死が入り交じる異世界に迷い込むファンタジー。第81回ゴールデングローブ賞のアニメ映画賞や第96回アカデミー賞の長編アニメーション賞など多数の映画賞を受賞し、北米や中国でも大ヒットを記録した。4K UHDは税込11880円、ブルーレイが税込7480円、DVDが税込5170円。4K UHDはブルーレイの本編ディスクと2枚組になっており、パッケージには宮崎が一番最初に描いた主人公・眞人のイメージボードと、青サギ / サギ男が描かれた第3弾ポスタービジュアルが採用されている。 パッケージ制作においては映像関連を奥井、音響関連を古城が担当。劇場映画の制作担当者がパッケージ制作も一貫して担当する体制は珍しいそうだが、制作現場でどのような問題が起きたかを知っているからこそ品質保証が確保されているという。宮崎が映画の完成時に試写で観た通りのものを再現することを目標とし、初となる4K UHDの制作においても繊細な調整を実施。奥井は「HDRの特性でもある暗い部分と明るい部分の輝度の高さを利用し、暗闇の表現を作りこんだ」と述べ「DVD、ブルーレイ、4K UHDそれぞれでの良さで作品を楽しめるものとして制作しており、4K UHDはブルーレイと同梱されているのでぜひ見比べてその違いを確かめてほしい」ともコメントした。 また古城も「静かなシーンが多い中での音作りでは空間表現を大切にした」と話し、「映画館で観るのと同じように音に包まれているような環境で作品を楽しむことができると思う。手元に飲み物やポップコーンを用意して、一気に観てほしい」とアピールした。 ※宮崎駿の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記 (c)2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli