市川染五郎「新しいところに飛び込んでみようと」 年明けの”若手の登竜門”新春浅草歌舞伎に出演
歌舞伎俳優の市川染五郎(19)が11日、東京都内で、若手花形俳優らによる公演「新春浅草歌舞伎」(2025年1月2~26日、浅草公会堂)の取材会に出席した。 染五郎が同公演に出演するのは初めて。「若手の登竜門」とも言われる公演で「いつかは」と思っていたといい「先輩方の背中を追いながら、若さを大事に自分たちの精いっぱいを見せられるように勤めさせていただきたい」と意気込んだ。 ここ数年は1月に祖父の松本白鸚(82)、父の松本幸四郎(51)と歌舞伎座の舞台に出ていたという染五郎。「祖父の年齢的にもなるべく一緒の舞台に立ちたいという思いがありますので、離れることには悩んだというか即決はできなかった」とした上で「若手のお兄さん方の中に入らしていただくことも今まであまりありませんでしたし、どちらも貴重な機会ですけれども、新しいところに飛び込んでみようという思いもあった」と同公演への出演を決めた理由を明かした。
中日スポーツ