大阪ダブル選 当選の維新・松井氏、吉村氏が会見(全文6)
「橋下市長を乗り越える」という発言について
毎日新聞:毎日新聞のクマガイです。吉村さんにお聞きしたいんですが、選挙中、橋下市長を乗り越えるっていうことをおっしゃってたと思うんですが、それは先ほど質問あったのと同じ答えですか。吉村カラーを出していきたいっていうことでしょうか。 吉村:そうです。表現の仕方だと思うんですけれども、今よりいい制度をつくっていくのがもう政治家の役割だと思ってますから、今止まってることを一歩でも二歩でも進めていくっていうのがまず1つ必要でしょうし、やはり役所改革っていうことに市長はだいぶ労力を、大きく労力使って役所を変えてきた、私もいきたいと思ってます。 で、ある程度そこは私も継承しながら、進んでるところもありますから、大阪の内外に大阪のいいところを出していくっていうアピールというか、セールスというか、そこのところはやっていきたいと思いますし、住民サービスの点でも給食なんかもやっぱり今は冷たい、ちょっとおいしくないねって言われたりもして、そういうところを改善するのは進めていく。要は今よりもいい制度を進めていくということはやっていくということですね。 毎日新聞:松井幹事長にお聞きしたいんですけども、この選挙期間中、強引な手法っていうのは改めるっていうことをおっしゃってたと思うんですが、強引な手法は改めたいということを、もうちょっと上品に政治手法として進めたいっていうことを言ったんですが、それはそのまま受け取ってもいいでしょうか。議会対応などでっていうことでしょうか。 松井:そのまま受け取っていただいて結構ですし、強引ということでいろいろ批判をされてきましたけど、やはりある議会の皆さんに答えを求めるときに、1つの手段として、いくら丁寧に協議してもまとまらないときは、結果を出すために強引な手段というのも必要なときもあったということです。 で、今回、新たにこういう民意をいただいたわけで、そういう民意を議会の皆さんも受け止めていただけるわけですから、最初からわれわれも強引にいこうなんていうのは思っておりません。丁寧に説明するのは当然だし、話し合いもします。でも答えを出していただかないときには、政治手段というものはありとあらゆるものを使っていこうと思います。 毎日新聞:今回の選挙戦を振り返ってなんですが、自民党の推薦の候補が共産党の支援を受けていたことを批判されてましたが、松井幹事長は自民党大阪府連っていうのをどうご覧になってるんでしょうか。 松井:どうご覧になってるっていうか。これはもう自民党と共産党はやはり組んだら駄目だと思ってますよ、僕。もう野合談合でしかないと思ってます。 毎日新聞:また、先ほど話が出た橋下市長の法律顧問の就任の件ですが、橋下法律顧問の言うことと、二人の意見が食い違った場合はどうするつもりでしょうか。 松井:法律政策顧問ですから、意思決定に橋下法律政策顧問が関与することではありません。あくまでもいろんな法律、政策においての相談をさせていただくということです。 毎日新聞:ありがとうございます。 司会:続きまして、その後ろの方。