賀露に「フードダイバーシティ鳥取砂丘」 ビーガン対応のヴェジーグル販売
フードダイバーシティ鳥取砂丘(鳥取市賀露町)が4月20日、オープンした。経営はリバードコーポレーション。(鳥取経済新聞) 【写真】フードダイバーシティ鳥取砂丘 もっちりとした食感の米粉ベーグルに、野菜粉末を加えた「ヴェジーグル」(ベーグルとベジタブルからの造語)を販売する同店。8大アレルゲンを含まず、ビーガン対応で、小麦を使わないグルテンフリー。規格外で捨てられる野菜を活用し、フードロスにも貢献する。商品は、トマト、ホウレンソウ、ごぼう、にんじん、かぼちゃの5種類で、価格は280円。 山崎達哉常務は「食に関する問題は多様で、数々の課題がある。今の世の中にはおいしいものはたくさんあるので、われわれにしかできないことをしていきたいという思いがある。誰にでも安心安全な食を提供することで、これまで宗教やアレルギーなどの理由で、食べたくても食べられなかった人の課題を解決していきたい。そのため、最初の商品として今回のヴェジーグルを開発した」と話す。 「添加物やアレルゲン、小麦などを使わないピュアなフードを作る。このコンセプトは今後も変わることはない。その中で、これからはこの施設で食に対する体験も提供したい。誰にでも見てもらい、安心していただけるように、この施設はガラス張りにしてある。子どもの施設見学や、教室、イベントなどいろいろな機会を作っていければ」と意気込む。 営業時間は10時~17時。水曜定休
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