<W杯最終予選速報>日本が豪州に2-0勝利で6大会連続W杯出場決定!
場内でのインタビューに最初に登場したのはキャプテンの長谷部。 「スタジアムで素晴らしい雰囲気を作っていただき、テレビの前の皆さんも、日本注がひとつになって取ったワールドカップに切符だったと思います。(ケガかの復帰?)ここまで迷惑をかけましたし、今日も自分のプレーでボールを失う危ない場面がありチームに迷惑かけました。この日を目標にリハビリしてきて、それが報われて嬉しいです。ピッチに立ったメンバーだけじゃなく、2次予選から多くの選手で勝ち取った勝利です。最終予選の初戦で敗れ、(初戦で敗れたチームはワールドカップに出場できない)ジンクスもあり、それを覆してきました。(ロシアでは)また大きいことしたいと思っています。切符を取ったことで新たな競争が始まります。予選を戦ったメンバーがワールドカップに出れるわけではありません。また新たな戦いがあります」 ケガから復帰した長谷部は、時折、涙ぐんだ。 続いて指名されたのは先制ゴールの浅野だった。 その場面をふりかえって「逆サイドでもらったら、あれを狙っていた。佑都さん(長友)から凄くいいボールが来たので、後はあわせるだけだった。裏を狙う? そこは僕の特徴。そこでしか貢献できないと思っていたので、それができて良かったです」と、笑顔で語った。先発出場を言い渡されたときは、「常に試合に出る準備をしていたが、ピッチに立つ以上、自分ができることはすべて出して、見に来ている人たちに笑顔を届けようと思っていました」という。浅野は22歳。追加点をあげた井手口は21歳。 「僕たちの世代が、どんどん底上げをしていかないとダメ。もう若い世代ではない。上の人を怯えさせるようにやっていきたいです」と頼もしい言葉でしめくくった。 3人目のスタジアムインタビューは代表初ゴールとなった井手口だ。 「枠に入ればいいかなと思いましたが、そのまま入って良かったです。大舞台で使ってもらったので、結果を残すんだという思いで試合に臨み、その気持ちがゴールにつながったんだと思います」 言葉数は少なく、ポーカーフェイスで答えた。 最後に登場したのがハリルホジッチ監督。ハリルホジッチ監督は、試合終了直後に、手で目がしらを抑えて涙を流した。場内のインタビューでは、「メルシーボク!ありがとうございました」とフランス語と日本語でサポーターへ感謝の意思を伝えた。 「日本の国民のみなさんのための勝利でした。われわれの精神、チームを愛してくれている、素晴らしいサポーターの皆さんを誇りに思います。スタッフ、関係者の皆さん、仕事をしていただきありがとうございます。これから本大会へ向けてて準備をします。ありがとうございます」 インタビュー終了後、全員が「9802061014 RUSSIA2018」と書かれたTシャツに着替えてセレモニーが行われ、ハリルホジッチ監督がウオーターシャワーを浴びた。