胆振東部地震からもうすぐ6年 ブラックアウト想定し信号機復旧訓練
胆振東部地震から6年を迎えるのを前に、警察はきょう、大規模停電を想定した信号機の復旧訓練を札幌で行いました。 札幌市中央区の交差点。きょう昼過ぎ、信号機が6秒間消えました。訓練は大規模地震で停電が発生したとの想定で、交通量が多い交差点で車用・歩行者用の信号機を全て停止し行われました。 訓練では、札幌西署の署員が交通整理に当たった上で、携帯型の発電機を使い信号機を復旧させるまでの手順を確認しました。同署の工藤亮一交通第一課長は「訓練は早期に電源を復旧させることを目的にしている。いざ停電になった時に滞りなく復旧作業をしてほしい」と話しました。 訓練は2018年に発生した胆振東部地震に伴い道内全域でブラックアウトが起きたことを教訓としたもので、3年前から各地で行われています。