自治体も注目! フリマアプリで不用品を販売 「必要な人に渡っていけば」【長野・中野市】
中野市が、フリーマーケットアプリで不用品の販売を始めました。 市の不用品ってどんなものでしょうか?取材に行ってきました。 ■大槻瞳アナウンサー 「保育園で使われていた大太鼓も販売されています」 脚立にハンドベルなど…並んでいるのは全て、中野市がフリーマーケットアプリ「メルカリ」と連携した「メルカリshops」で21日から販売している商品です。 湯本隆英市長が画面を押すと… ■メルカリ・高橋亮平さん 「はい、これで公開されました」 ■中野市・湯本隆英市長 「なかなか色んな商品あって見た人はすぐ買いたいって思うじゃないですかね。」 市が所管する施設で使われなくなった備品を出品していて、今販売しているのは旧南宮庁舎と旧永田保育園の物。どれも当時買った価格の1割から2割の値段で購入できます。大きい物は現地での引き取りとなります。 ■中野市・湯本隆英市長 「今まで処分の対象が多かった。処分費もかかるし本当に必要な人がメルカリshopsに展示する事で買ってくれれば、またそれが次の必要な人に渡っていく」 メルカリshopsは誰でもスマートフォン一つでネットショップを開設できるサービス。通常のメルカリと違い、複数まとめて出品・在庫管理できるのが特徴です。自治体の展開は全国で30例目です。 ユーザー数は実に2300万人!リユース品の販路拡大に期待がかかります。 ちなみに他の自治体では… ■メルカリ・高橋亮平さん 「例えばマンホールのフタを売ってみたり、市バスの発券機の使えなくなった物を売ってみたり、マニアみたいな人がこういう物を買いたい!と即売れたりするので。こういった事を弊社みたいなビジネスと自治体と連携をしながら進める事で新しいSDGSのモデルとして作り上げて日本のモデルを世界に発信できたら」 物に対しての価値は人それぞれなので、メルカリの高橋さんは「これ売れるのかな?」という物もどんどん出してほしいと話していました。