ピン芸人・清川雄司、優勝賞金100万円「全部、自分のもの」 超若手芸人対象のお笑いレース『UNDER5 AWARD』
芸歴5年目以内の超若手芸人を対象とした新しいお笑い賞レース大会「UNDER5 AWARD2024」の決勝戦が23日、東京・ルミネtheよしもとで開催され、総勢2001組の中から勝ち進んだピン芸人の清川雄司(23)が優勝を飾った。 応募資格はフリー、アマチュアを含めて、事務所を問わず芸歴0年~5年目の芸人であること、ピン、コンビ、トリオを問わず。漫才、漫談、コントなどネタのスタイルも自由となっている。 決勝には9組のファイナリストが出場。1回目は3つのブロックに分けて行われ、「キャプテンバイソン」「清川雄司」「ツンツクツン万博」の3組が最終決戦へ進出。審査員7人中、5人が選んだ芸歴4年の吉本興業所属の清川が栄光に輝いた。 清川は1回目で腹話術と口にハーモニカを入れての演奏、2回目の決勝ではハーモニカのほか縄跳びやけん玉などを加えた独特なネタで挑戦。簡単にまねできない技術とアホらしさが交錯した笑いで会場を盛り上げた。優勝後の会見で、清川は「ピンでいけるとは思わなかったのでめちゃくちゃうれしい。(賞金の)100万円全部、自分のものです」と笑顔を見せた。 司会を務めたお笑いコンビ「ニューヨーク」の嶋佐和也(38)は「全員面白かったし、清川君のようなタイプの芸人が優勝するなんて結果も面白かった。歴史が動いた」と新王者をたたえ、審査員を務めたお笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之(46)も「お見事。お年寄りの方も絶対笑う。5年以内でこういう芸をやる人を発掘できたので大会としてよかった」と絶賛した。
中日スポーツ