【大人のインナー問題、3つの解決策】透けたくない!あたりが出たくない!袖の下から下着が見えると恥ずかしい!にもう悩まない
インナーをあえて透けさせるシアートップスがトレンドとしてここしばらく注目されていますが、インナーが透けることに抵抗のある人は意外と多いものです。そこで今回は、インナーを徹底的に透けさせない、あたりを出さないための選び方について、スタイリスト渡辺智佳さんに教わります。 【写真で解説】透けないインナー、あたりが出ないインナーを実際に着用してみると……。バリエーションもたくさん紹介!
(1)白シャツやブラウスの場合も「透けないインナー」
「白いトップスを着たときに、ブラジャーの存在感を感じさせないためにおすすめしたいのが、こちらのインナー。肩紐に幅があるタンクトップ型なのでブラ紐を隠せますし、完全無縫製なのでインナーのあたりも出ません。色はやはりベージュが一番ですが、このインナーは色味の濃度に絶妙な違いのあるベージュが2色用意されているので(写真は薄いベージュ)、自分の肌の色に合わせてよりマッチするほうを選ぶことができます。 私がこのインナーをさらに推したい理由は、自分で布をカットできるところ。シャツの形に合わせてハサミで胸元を切ったり、ノースリーブの脇の下からインナーを見せたくない場合は脇の部分を切ったり……自分好みにアレンジできるんです。もちろん、ハサミで切ったあとは、なにもしなくともほつれない仕様になっています。 モデルさんの撮影をするときにも、このインナーを用意しているほど重宝しています」
(2)薄手ニットやTシャツの場合も「あたりが出ないインナー」
「ニットやTシャツ、カットソーなど薄手で下着やインナーの線が出やすい服を着るときは、ハンロのカップ付きキャミソールがぴったりです。つるんとシンプルなデザインで、お腹までカバーしてくれる着丈なので、あたりを気にせずに着られます。値段は少し高いのですが、カップ付きキャミソールなのにしっかりとワイヤーが入っていて、ブラ並みにボディメイクをしてくれるものはほかにないと思っているくらい信頼しています」
(3)袖や脇が大きめに開いた服の場合は「チラ見えしても恥ずかしくないインナー」
「袖口が広めに開いているトップスなど、少し腕を上げた瞬間に、袖口からインナーがチラリと見えてしまう服ってありますよね。そんなとき、ベージュのインナーや下着が見えるのは恥ずかしいし、せっかくおしゃれをしているのに残念な感じに見えてしまうことも……。そんなときにおすすめしたいのは、カーキ・チャコールグレー・ブラウンのようなニュアンスカラーのシンプルなインナー。もし少しインナーが見えてしまったとしても、インナーまでちゃんと気を使っている感じが出ますし、“いかにもインナー”に見えないのも便利です」 撮影/目黒智子 スタイリスト/渡辺智佳 ヘア&メイク/久保フユミ(ROI) モデル/目黒真希 撮影協力/八木千晶 構成・文/高橋香奈子
渡辺 智佳