ホストクラブの売掛金回収目的で女性をソープランドに紹介 容疑でスカウトら３人を逮捕
ホストクラブの売掛金（つけ払い）の支払いをさせるため、当時１９歳の女性客をソープランドに紹介したとして、警視庁保安課は職業安定法違反の疑いで、スカウトの渡辺善生（よしいく）容疑者（３３）＝東京都新宿区＝と、歌舞伎町の「ＳＩＮＣＥ ＹＯＵ α」のホスト、小保方信太朗容疑者（２５）＝住所不定＝ら男３人を逮捕した。２人は容疑を認め、１人は否認している。 逮捕容疑は共謀の上、令和５年１月ごろ、売掛金回収の目的で、ホストクラブの女性客を埼玉県川口市内のソープランドに紹介したとしている。 同課によると、女性は４年１０月から小保方容疑者の店に通い、約４６０万円を使っていた。複数のソープランドで働き、売り上げのほとんどを売掛金の返済に充てていたという。同課はこの女性に料金を取り立てたとして、都ぼったくり防止条例違反容疑で２月に小保方容疑者を逮捕していた。 また、同課は女性が他に働いていた大分県別府市内のソープランド「スーパーマックスｓｔａｇｅⅡ」で女性を売春させる契約を結んだりしたなどとして、売春防止法違反などの疑いで同店経営者の女ら６人を逮捕した。
